2009年8月17日月曜日

ポーターズ株式会社

夏休みの自由研究と言いながら、ちょっとばかり夏休みをいただいていました…。

というわけでそろそろ世間の夏休みも終るので、近々タイトルから(仮題)を取ろうと思います。
(何にしようかな…)

それはさておき、今日は、ポーターズ株式会社。






こちらも以前紹介したディーバさんと同じく、学生さんにはなかなか馴染みの薄い業態だと思います。

僕自身、人材紹介サービスをやっているから知っているのですが、この世界にいなければ失礼ながら知らなかったと思います。

実は、人材紹介業向けの業務管理のシステムを開発・販売していることで、同業界内でよく知られた会社なんです。

学生にとっては、人材紹介業界ですら、実はそれほど認識が深いわけではないんです。
採用に携わっている人からは信じられないかもしれませんが、一般的には求人サイト(広告)ビジネスと人材紹介と人材派遣のそれぞれの区別って、あんまり付いていないわけなんです。
(これをご覧の皆さんは区別つきますか?)

そんな状態なのに、人材紹介の縁の下で業界を支えている会社って、本当に学生に認知・理解してもらうって大変だろうなぁと思います。


だからだと勝手に予想しているのですが、この採用HPでは、むしろくどくどと自社に事業については説明することをしていません。

業界、事業についての細かい説明よりも、
「2018年、年間10万人の新たな雇用計画を実現する」とか、
「新たなるインフラの創造により、世界に変革を起す」とか、
「グローバルな人材紹介インフラを提供する」など、大きなビジョンを語ることを徹底しているように見えます。


まさに採用HPのタイトルになっている、「180℃飛ぶこと。 世界を180℃ひっくり返す、その日まで。」という熱く、壮大な夢を語って、興味を持ってもらおうとしているのが窺えます。

個人的にも業界に関わる者として、ポーターズさんの動きにはいつも注目しています。
今年リリース予定だという、「革新的なサービス」というのも何なのか楽しみにしています。


前回のディーバさんの時は、業界用語などの解説を入れて理解を深めてもらう重要性を説きましたが、今回は反対のパターンですね。

業界に関する知識なんか入社後にいくらでも学べる。
だから、まずは自社の夢に興味を持って、賛同してもらいたい。
そういう姿勢の採用HPだと思います。
ベンチャー企業の採用にはとても大切な考え方だと、僕は思っています。


ちなみに、採用HPで語っている取締役の渡邊智美さんには、弊社に営業に来てもらってことがあります。
余談ですが。

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