KDDI。
ソフトバンクは、徹底的に理念・ビジョンを打ち出す内容にしていることはご紹介しましたが、KDDIは、それほどビジョンについて熱く語るようなことはしていません。
コンテンツはありますが、簡単な図と言葉であっさり書いている程度です。
このあたりは後発でまだまだベンチャー気質を残している(残そうとしている)ソフトバンクとの差でしょうか。
代わりに徹底的に人を見せていく作りですね。
メインコンテンツが生の声50人。
「職種紹介」でも13名のインタビュー形式で見せていきます。
ここ数年の採用HPは、登場させる社員の数が一昔前より増えた印象を受けます。
数年前は、いわゆる大企業でも数名程度というところが多かったですが、KDDIの50名+13名は多いにしても、各社多くの社員を登場させています。
やっぱり「どんな人が働いているのか?」という部分は学生の興味も深いという判断なんでしょう。
女性社員4名の座談会というのは、明らかに女子学生をターゲットにしたコンテンツです。
サイバーエージェントも特別コンテンツを容易していましたが、ダイバーシティの推進や女性の活躍できる職場作りは近年、非常に注目を浴びています。
ふと思ったことですが、「50人の声」でも、職種紹介のスケジュール紹介でも、女性社員の座談会でも、必ず帰宅後や休日についての記述が用意されています。
オフが充実している、負荷が少なくプライベートを大切にできる、職場環境や福利厚生など制度面が手厚い…。
こういうメリットを全体に打ち出されているなと感じます。
このあたりはやはり、ビジョンに向けてバリバリ邁進して欲しいソフトバンクと、電電公社から分離したKDDIの社風と求める人材像の差が出ているのかもしれません。
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