2009年12月21日月曜日

株式会社ヘッドウォーターズ

今日は株式会社ヘッドウォーターズ。


コーポレートサイトに行くと、最上部のメインコンテンツとして、
・2011年向け新卒採用特設サイト
・会長ブログ
・採用サイト「1分でわかるヘッドウォーターズ」

の3つのサイトの入り口が用意されています。

会長ブログも中身を読んでみると、主に人材採用のためのPRであることがよくわかります。

更にサイトの最下部にも、各採用サイトへの入り口と合わせて、「情報掲載サイト」として他社メディアに掲載された採用関連コンテンツへの入り口が設けられています。

このコーポレートサイトは、「ソリューション」というページが非常に簡素に作られていることからも、「採用コンテンツへのポータル」として作られていることがわかります。

WEB会社は皆さん「HPは目的を明確にしましょう!」と当たり前のように提案しますが、このヘッドウォーターズにとってHPの目的は、ほぼ採用100%であることがわかります。


さらにすごいことに、新卒採用HPに行くと、さらに3つの採用HPへ行けるのです。








これは、2010年の内定者を3チームに分けて、それぞれに採用HPを作ってもらったという企画のようです。

それぞれ(良い意味で)手作り感があっていいですし、コンテンツも工夫されていてユニークです。
3つとも同じ会社の採用HPとは思えない統一感ゼロなところがまたなかなか(笑)。

2009年12月14日月曜日

株式会社メルティングドッツ

今日はユーモア満載(意味不明?)な採用情報です。

株式会社メルティングドッツ!



採用ページには、
「下記動画を閲覧したうえで、それでもメルティングドッツという会社に興味を持たれた方は感想と共にエントリーページよりご応募ください。」

というメッセージと共に4つの動画が…。


中には、「仕事風景」というタイトルで、なんと「スパルタンX」(横スクロール・カンフーアクションの名作!)で遊ぶ社員たち!

さらには、セカンドライフ内で初音ミクと躍っている謎の動画!

「それでもメルティングドッツという会社に興味を持たれた方は感想と共にエントリーページより御応募ください。」

感想と共に!?

感想なんてねえよ!と突っ込みたいところですが(笑)、おそらくユーモアを共有できるかどうかというのがまず大事なんでしょうね。

エントリーページに行くと、さらにこんな質問が。

「質問 ※一言で回答してください
1.お金のなくならない財布があったらどうする?
2. あなたのプロポーズの言葉は?
3. あなたは世の中に何がなかったら生きていけないですか?」

どういう観点で選考するんでしょうね。興味があります(笑)。



さらにこの会社、選考方法もユニークです。




1次面接はなんとセカンドライフ内で行なうとのこと。

同社はバーチャル空間に関するサービスを行なっているので、このあたりに関するリテラシーを問うものだとは想像がつきますが、2次面接の次の最終ステップには「???」の文字!

単純に決まったやり方は取っていないということなのか、
それともお楽しみな選考方法を用意しているのか…。


ちょっと異色な、まさにベンチャーな採用情報のあり方ですね。

2009年12月7日月曜日

株式会社EVERRISE

今日は採用ページへの入り口が、ユニークな例を紹介します。

株式会社EVERRISE!


会社のHPにアクセスすると・・・






ご覧の通り、いきなり「企業情報」と「採用情報」とデカデカと入り口が分かれます。
(しかも現在はクリスマル・スペシャル・バージョン!)


採用情報への入り口として、会社HPの中に「採用情報」というナビゲーションを設けるか、
もしくはバナーなどを設置して誘導するのが普通なのですが、いきなりトップページで企業情報と並列させて入り口を設けるというのは非常に珍しいですね。

それだけ採用に力を入れていることが窺えます。


企業情報」の方に入っても、中央右下部に大き目のバナーで「採用情報」へリンク。

どうしても「採用情報」へ行って欲しい!って気概が感じられます(笑)。


「採用情報」のコンテンツ自体は正直それほど真新しいものがあるわけではありませんので、ここではとりあげませんが、そこまでして募集したい人材はどんな人材なのか「募集要項」を見に行くと…。


職種:スーパープログラマ

■人物像

・趣味はプログラミング

・休日はプログラミングか読書

・引退後はOpen Sauce Projectでも立ち上げようか

・死ぬときはキーボードの上で

・トシ、、、プログラミング好きか?

・安西先生。プログラミングがしたいです・・・


だそうです。


割とカチッとした固いデザインや写真なのですが、さらっとユーモアを見せてくれます(笑)。

2009年11月30日月曜日

株式会社カタログ

最近、「しゃべったー」なるサービスが巷が騒がれているので、運営している株式会社カタログの採用ページへ行ってみました。

すると、「募集中 音声認識エンジニア」とでかでかと。




画像処理は一般的になっても、なかなか「音声認識エンジニア」って耳慣れないですよね。

やはり、採用HPのトップには、「誰もやってない。だから面白い。」の文字。

上部には「次世代インターフェース = “声”」とあり、音声認識について詳しく解説されています。


募集要項の「必要なスキル・経験」に珍しい言葉を発見!

「経験時期:2000年頃~現在まで」ですって。

「経験年数」というのはよくあることですが、「経験時期」という募集の仕方はほとんど目にすることはありませんね。
2000年頃~、とあることから、旧来の音声認識とは全く別物と言えるくらい技術革新している分野であることが窺われますね。
(加えて、年齢の足きりの意味もあるのかなぁ)


この会社、経営理念も面白い!


SR×WEB (音声認識×ウェブ)



展開しているサービス群は可能性を秘めたものに思えるなぁ。

技術的なことには詳しくない僕でも、WEBの次世代インターフェースは、確かに「声」だろうなぁと漠然と思っていました。

まだ少し時間はかかるのでしょうけど、カタログさんの未来は明るいんじゃないでしょうか。

2009年11月25日水曜日

株式会社ぐるなび

今日は、飲食店情報提供サービスとしてトップを走り続ける、ぐるなび!



ぐるなびの新卒採用ページに行くと、総合職コースと技術職コースに分けて採用HPが用意してあります。
ある程度の規模以上のIT関連企業では、総合職と技術職とコースを分けて採用することはよくあることですが、採用HPまで別に用意していあることは非常に稀ですね。さすが、ぐるなび。

とはいえ、どちらのサイトもテーマは同じ。



「徹底的に仕事ややりがいを知る」
「徹底的にぐるなびを知る」

「徹底的に採用について知る」



「徹底的に」知ってもらうことをテーマとしているだけあって、情報量はかなりのものです。
両サイトとも、「ぐるなびを知る」「採用について知る」は同じ中身になっていて、「仕事ややりがいを知る」だけが、総合職と技術職でコンテンツを変えているという作りです。

総合職の方はどちらかといえば、飲食店との関わりをメインに、技術職は、サイトユーザーとの接点をメインに内容が構成されています。
技術職の採用HPにもたくさんの女性技術者が登場しているのも、やはりぐるなびならではと言えるかもしれません。


総合職・技術職と採用HPを分けて持っていることだけでも素晴らしいのに、さらに素晴らしいのが実は、キャリア採用にも専用のHPを持っていることです。



個人的にはこちらの内容のほうが充実しているし、力が入っているなぁと感じます。

と思って、よく見たらやはりつい先週(11月16日)にリニューアルしたばかりだったようです。


さらに中をよく読むと、どうやら今期のテーマは「破壊と創造」。
ぐるなびを作り変えるために、これまでの社風を知らない中途採用者に大きく期待しているとのことで、おそらくキャリア採用に力を入れ始めたようです。


新卒採用HPには乗っていない、人材ポリシーや人材育成体系などがきちんと打ち出されており、人材に対する取り組みをアピールしています。
これは一度社会を経験したキャリア採用(それもおそらく若手から中堅前期くらいのターゲット)には、効果的だという判断でしょう。
最初の離職の理由が、「適確に評価されない」「成長できる環境がない」という若手社員も多いですから、よくわかっているなぁと思います。



各ページ上半分にデカデカと写真を使うサイトはひさしぶりに見たような気がしますが、個人的には嫌いじゃありません。インパクトはあるし、イメージ伝達には有効かもしれません。

2009年11月17日火曜日

株式会社エニグモ

今日、紹介するのは、今注目を集めているネット系ベンチャー、エニグモ!







コンパクトなページに、情報量はそれほど多くないのですが、すっきりまとまっていて見やすいなぁ・・・。

写真の使い方がうまいサイトですね。
(写真部があるらしいので、写真部提供なのかな?)



エニグモのサービスって、個人的に着眼点がすごく好きです。
ショッピングコミュニティ「BuyMa」も、消費者参加CM制作「filmo」、シェアリングコミュニティ「ShareMo」、そして、先日リリースされたオンライン雑誌閲覧プラットフォーム「コルシカ」・・・。

最先端のことをやっているのに、どれも身近なところに発想があり、テーマそのものに人の体温みたいなものが感じられるなぁって思います。
サービス一つひとつにメッセージ性をきちんと持たせているところがそう感じられる所以でしょうか。


それでもこの採用サイトにはなんとサービスの紹介が一つもない!

あるのは、「新規事業の立ち上げストーリー」だけです。


これには、「今あるサービスが全てじゃないから、サービスよりもエニグモという会社が好きな人に入ってもらいたい」という共同代表の言葉が現れているような気がします。
インパクトのある新しいビジネスの創造を通して、社会に活力と楽しさを提供する」という経営理念に沿って、「今あるビジネスをやりたい人ではなくて、新しいビジネスを創りたい人」に来て欲しいという想いですね。




ちなみにエニグモには、社内DJ制度というのがあり、日替わりで誰かが会社のBGMを担当するという面白い制度があるみたいです。

一瞬すごくいいなと思ったのですが、趣味が全く合わない音楽とかかけられたら僕は仕事に手がつかないなぁ(笑)。
僕が担当した日はきっと周囲から「うるせー!」って言われるんだろうし…。

2009年11月9日月曜日

株式会社ザッパラス

今日はモバイル・コンテンツのザッパラス!

今年、東証1部に上場してたんですね(知らなかった…)。


ザッパラスの採用コンセプトは、

「意思×挑戦」




この採用HP、かなり力が入ってますねー。
クオリティ高いです。

カンパニーサイトの採用情報に行くと、
「当社を志望される方は必ずこちらのコンテンツをご覧ください。」と但し書きが付けられています。

「必ず」…。

モバイルの未来に「挑戦する意思を持った人」が対象なので、それくらい言い切ってもいいのかもしれません(笑)。
(とはいえ、まあ、普通は見ますよね。)


くっきりと鮮やかな白ベースの地平線に、メインコンテンツの入り口が4つ。
入り口はもちろんモバイル端末のディスプレイになっています。

この白い地平線は、「モバイルの未来」という無限の地平を表しているのではないでしょうか。


各コンテンツ、全て工夫が行き届いています。
マウスカーソルに合わせた画面の動きなどもさすがの一言ですが、
個人的に一番面白かったのは、「モバイルの進化と奇跡」。





1987年から始まる、モバイルの歴史が流れていくのですが、なんと2020年までの情報が記載されています。

ザッパラスの予測だと思うのですが、こんなサービスを実現するという「意思と挑戦」の表明かもしれません。

2013年には「音でデータを受信」、14年には「自動翻訳」、19年には「3Dディスプレイ」、そして2020年には「人体通信」と、本当にこんなことが実現できたら面白いなと思うサービスが展開されていきます。
(荒唐無稽ではなく、実現性を感じさせるものであるところがうまいと思います。)

最後は、20XX年。

これが「未来を創る皆様へ」と言う社長メッセージへと繋がっていくということですね。



確かにモバイル・コンテンツは、まだまだ伸びる領域ですね。

もっと携帯いじらないと取り残されるばかりだなぁ…。
TwitterすらPCでアクセスしてる場合じゃないっすよ。

2009年11月2日月曜日

テクノスジャパン株式会社

今日は、コンセプトがオモシロいと思ったので、もう少し深堀できないか、勝手に考えてみようと思って取り上げます。

テクノスジャパン。






ご覧の通り、テレビとリモコンのTOPページで、「Tecnos Channnel」とタイトルされています。

採用HPをテレビ、7つのコンテンツを番組に見立てて、会社を紹介していこうというコンセプトです。

「番組」を見ていくと、5チャンネルのドキュメンタリー「ERP物語」だけが若干番組っぽい作りで、他のチャンネルはテキストで展開されるというものになっています。


この「テレビと採用HP」というコンセプト、とっても面白いと思ったので、もっと他の展開の仕方ができないか考えてみましょう。

・全チャンネル、全て動画でコンテンツを提供する。
(テキスト情報は残す。 動画だけだと面倒でカットする人もいるので、全て動画は採用には適さない?)

・動画共有サイトにも提供していく。
(おもしろいものができれば、採用プロモーションに最適か。)

・生中継チャンネルを設ける。
(社長室とか? 採用担当のデスクとか?にWEBカム付ける。 学生や求職者以外にクライアントとかも見に来そう。)

・実際のテレビの番組改変期に合わせて内容を見直す。
(アクセスは視聴率に見立てられる)

・ペイテレビみたいにエントリーした人だけ見られる特別番組を用意する

・説明会をライブ配信(生中継)する。
(会場に来れない学生も見ることができる。)

・採用計画の打ち合わせを中継してしまう。

・選考の会議(個人名は伏せる)まで中継してしまう!

・内定者向けチャンネルを用意して、フォローしていく。

などなど思いつくまま書いてしまいました。


静的なコンテンツが一段落して、映像やリアルタイムコミュニケーションが今後のWEBのキーになっていくはずですが、この流れは採用HPにも及んでくるかもしれないなと思ったのでした。

2009年10月26日月曜日

IMJグループ

今週(いつの間にか週刊化!?)紹介するのは、
IMJグループ 2011年新卒向けサイト!





テーマは、「つらぬく人、やりぬく人、うみだす人。」


社員の皆さんにこの3つについて語ってもらい、そのエピソードを読んでもらうというのは、よくある採用HPの作り方ですが、このサイトは見せ方に工夫があります。

興味を持ってカーソルの置いた社員から、次々とラインが走って、それに関係する(近い?)他のエピソードへ誘導するという形です。




ラインが走ると、思わず目をやってしまうので、自然とより多くのエピソードを見に行ってしまうという工夫ですね。


「つらぬく人」と「やりぬく人」の違いがイマイチわかりませんが、
それだけ徹底的にこだわる人が欲しいということでしょう(笑)。


IMJグループは経営理念も面白いですね!




個性・チャレンジ・No.1。

個性的であり、チャレンジ精神を持って、No.1の事業分野を持つ。

そのために、「つらぬく人、やりぬく人、うみだす人」が必要というわけですね。


ちなみに会社概要を押すと、この経営理念しか出てきません。

通常、会社概要のページでは、住所とかTELとか社員数とか事業内容とかが項目的に羅列されていることが多いですが、学生にはどうでもいい(興味がない)情報ですよね。

最近は、採用HPの会社概要ページにはこうして経営理念だけを提示する例が増えています。

見に来る人が興味がないだろうと思われる情報は、思い切って省くことで、伝えたい情報がよりシンプルに、より見やすい形で伝わるということかもしれません。

2009年10月20日火曜日

株式会社ナビタイムジャパン

今日取り上げるのは、日頃からお世話になっている方も多いのではないでしょうか?
NAVITIME!




オープニングメッセージに続いて、まずは世界地図と数直線上になった年表が登場します。
ナビタイムが世界のデファクトスタンダードを目指していることと、既にグローバルになりつつあることを、その歴史と共にアピールしてくれます。


次ページからは、新卒向け、キャリア向け、それぞれに対して詳細情報を提供しているのですが、この採用HP、なんと言っても、見やすい!!



見やすさという意味では、これまで紹介した中でも、1,2を争うと思います。



白ベースの背景に、シンプルなテキストとナビゲーション。
まさにナビゲーション技術を誇る会社の面目躍如と言ったところでしょうか。



随所に散りばめられた図、たとえば円グラフや社員紹介のスケジュール、それに写真の配置の仕方なども、見易さを最大限に配慮した作りになっていることが伺えます。
サイト内移動もとてもしやすい、迷いのない作りになっているあたりは本当にさすがだと思います。




さて、この採用HPで、学生やエンジニアを採用するために、一貫して打ち出されているポイントが二つ。



・世界のデファクトスタンダードを目指すというビジョンと移動に費やす時間を有意義なものに変えるという理念



そして、
・自社サービスの開発である仕事のおもしろさ



です。


この点は社長メッセージにも顕著に表現されています。



このあたりは、技術系を採用しようとする時には必須のポイントで、よくわかっているなぁと頷かされます。(これはついては、コチラ。)




ちなみに、ナビタイムは僕のPCのデスクトップのガジェットにも置いていますが、あまり使ってません…。すみません。今日からもっと使います。

2009年10月13日火曜日

クルーズ株式会社

女子中高生を中心に爆発的にユーザーを増やしている通称「リアル」というモバイルSNSを知っていますか?

モバイルコンテンツは流行の移り変わりが速く、なかなかオジサンにはついていくのがきついですね…。

僕個人もあまり利用はしないのですが、なんとか情報だけは入手しようと務めています。

さて、そんなモバイルコンテンツのヘビーユーザーである若い女子に圧倒的な人気を誇るサイトを運営しているのが、クルーズ株式会社です。




採用HPも、なんとも可愛らしいトップページ!

「海賊船で宝探しに向かう」というモチーフなのでしょう。

クルーズという社名自体が、「乗組員みんなで目標に向かうクルージング」という意味があるみたいなので、そこから採用HPのコンセプトもできあがったのだと思います。


このサイトで一番面白いのは、「会社・社風がわかる」のページ。



キーワードだけを列挙して、興味を持ってもらい、クリックすると短い説明文が浮かび上がるという作りになっています。

「社長がタイホされる?!」とか「120万円のミルク代」とか、なかなか興味を引くのがうまいキャッチが並んでいます。

それぞれクリックすると、「CROOZポリスという社内警察が存在する」とか「出産した女性社員には毎年30万円×3年間支給される」など、その内容が明らかになり、なかなかおもしろい制度や会社作りに取り組んでいることがわかります。

短文でクリックしてもらうテクニックは、さすがにモバイルコンテンツで培ったというべきでしょうか(?)。



個人的に、なんとなく悲しいページだったのがこれ。






勢いのある成長中の会社には、群がるように紹介会社が集って、頼まれてもいないのに情報を送りつけてくることが多々あるようですね。

本題と逸れますが、なんとも考えさせられました(笑)。

2009年10月5日月曜日

面白法人カヤック 

さて、10月を向かえ、2011年の新卒採用活動がスタート!
各社、2011年向けの採用HPを続々オープンさせています。

この会社は2011年向けにどんなコンテンツを用意してくるのかと楽しみにしておりました。

面白法人カヤック。


2011年度のテーマはどうやら「記憶」のようです。

オープニングのメッセージで書かれているように、就職活動で印象に残った会社は、社会人になってもずっと記憶に残っているものです。

そう、新卒採用に力を入れて取り組むメリットには、実はこういうこともあるのです。

第一の目的はもちろん優秀な人材の採用なのですが、毎年新卒採用で多くの学生を集め、よい印象を与えることができれば、それだけ企業認知とイメージは上がっていくわけです。

オフィスが綺麗だったとか、面接した採用担当者がいい人だったとか、配られたパンフレットが素敵だったとか。
そういう細かなことで、仮にその人が入社しなかったとしても、その積み重ねは、ものすごい企業宣言効果を持つわけです。

そう考えると、採用HPもまさしくそういう目的には最適なツールだといえるわけです。

前置きが長くなりました・・・。


アクセスすると、まず自分の好きなものを入力するよう促されます。


これ、スクウェアエニックスさんの回でも取り上げましたが、ユーザーに参加している感覚を与えるという意味で、すごく大きな効果があります。

一般的にこの手のサイトでは、なんらかの入力アクションを取ってもらうことで、その後のサイト離脱率は著しく減ります。(カヤックさんがそこまで意図したかは不明ですが。)



さて、入力して進むと、11人の「消えない話」(感動エピソード)を読むことができます。

ここで「サスガ!」と思うのは、11人の並んだ写真の一番最後に、うっすらと「全話読破!想起してみる」と浮かんでいることです。

これを見ると、「あ、11人全部読むと次に進めるんだな!」とわかり、ユーザーは全てのコンテンツを読もうという意欲が120%(くらいかな?)アップするわけです。
こういう細かいところがサスガだなぁと感心。
(実際には、一人でも読むと、右上のナビからエンディングに飛べる親切さも用意されています。)


すごいのは、一人ひとりのエピソードのページには背景に小田和正の歌が流れることです(笑)。
保険のCMみたいで、笑っちゃいました(笑うところじゃないのかな…)。
背景に流れるフォトアルバムには、最初に入力した「自分の好きなもの」と関連した写真が自動的に映し出されていきます。
恐るべし、カヤック。

最後はきっちりマイナビのエントリーへ促します。

全部読まずにスキップした人のために(?)、人気のエピソード・ランキングを掲載しているのもいいですね。


さて、カヤックさんは、09年度、10年度向けコンテンツも消さずにサイト上に残していますので、興味ある方はぜひご覧ください。

また、カヤッククエストなるゲームも用意してくれています。




地味に難易度高めですが、非常にクオリティーも高く、面白いゲームですので、ぜひプレイしてみてください。
これについても解説しようと思ったのですが、長くなりましたので、いつか!

では。

2009年9月28日月曜日

株式会社オネスティ

いきなり、デカデカとした写真と、
「大企業より、公務員より、ベンチャー企業は、安定している!?」というキャッチが目に飛び込んできます。

株式会社オネスティ!






パッと見ると、安定志向の人が欲しいのかな?と疑問に思ってしまったのですが、社長インタビューを読んで、そういうことかと納得。

雑誌の取材記事みたいな作りになっていて、面白いです。




要するに、会社や環境などの外部に安定を求めるのではなく、自分自身がぶれない生き方をすること、そういう考え方と能力を身に付けることこそが、一番の「安定」であると。
そのためにはベンチャー企業にぜひ挑戦してくださいと。
そういうメッセージですね!

ふむ。


社長のインタビュー含め、かなり「営業色」の強い内容になっていますが、やはりWEBサービスをやっている会社でも、求人系・採用系(広告系全般かな…)のWEBサービスはそういう色が強くないと難しいのかなぁとか、身近なことを考えたり…。

脱線。



オネスティは、なかなかユニークな制度を設けています。

失恋休暇は、とある会社が取り入れたことがきっかけで、徐々に広がっているみたいです(?)。
結構、目にする制度になりましたね(笑)。
(「もっと金くれ制度」ってのは、ネーミングがダイレクトですね…。)


何より驚いたのは、社長が25歳ってこと(年齢ではなく、失礼ながら見た目とのギャップ笑)と、
千年続く企業を創る。」という理念。

100年ってのはよく聞きますが、1000年続けるってのは初めて見ました(笑)。

2009年9月19日土曜日

株式会社ワークスアプリケーションズ

シルバーウィーク(?)中も、研究は続きます。

ワークスアプリケーションズ。





10 Critical Workers」というスペシャルコンテンツ含めて各コンテンツ非常に質が高いのですが、今日はなんといってもこのページが気に入ったので紹介したいと思います。


「Geek、募集。」






「Geekって何じゃ?」って人も多いかもしれませんね。
あまり一般的な英単語ではないですね。

Geekにはいろんな意味があります。
「まぬけ」みたいな悪口や「サブカル好きのオタク」みたいな意味。
最近は、「(あまり対人の得意ではない)コンピューターオタク」みたいな意味で使われることが多いようで、これはまさにそれでしょう。


シンプルな見出しに、シンプルなメッセージ。
とても好きです。

「世界No.1のテクノロジー企業になるために、欲しいのはGeek。」ってことでしょう。

「誰よりもエレガントで美しいソースコードが書ける。休みの日に家にこもって自作サーバをいじっている。・・・」というメッセージにあるとおり、人材要件には、「言語的なコミュニケーション力だけではなく、プログラミングでのコミュニケーション力を重視します。」と書いてあります。
これは一般的にはあまり目にしない要件です。
普通はこの逆を求める表記が9割方だと言っていいでしょう。

まさに、「Geekがスターになる企業、Geekの力で世界と戦う企業へ」ですね!

こういう募集の仕方はとても個人的に好きです。



ちなみに、よく見たら、背景が「0と1」で構成されているのも、こだわりですね(笑)。

2009年9月15日火曜日

楽天株式会社

わかりやすくて、いいスローガンですね。
「日本を元気に。世界を元気に。」
楽天!







楽天の採用HPの中身については、もう言うことナシです。
「世界一のインターネット・サービス企業を目指す」というビジョンから、用意されているコンテンツ、そのテキストの質…。完成度・充実度を語るとキリがないので、ここでは、一つの採用HPのあり方(採用に対する考え方)だけを取り上げようと思います。

(各コンテンツについては興味がある方は、ぜひ隅々までサイトを見てください。楽天のファンになる要素がいっぱいです。)


僕が今日取り上げたいのは、「キャリア登録制度」です。





「今すぐではなく、中・長期的に転職を検討している」という人や、「今は希望の職種がないが、新たな募集がでたら検討したい」という人に登録を催すという考え方です。
登録された人には、定期的に会社情報や採用情報をお届けするということと、タイミングによって楽天側からスカウトが来ることもあるというもの。
言ってみれば、自社で求人サイトや人材紹介会社の登録制度を設けているみたいな感じでしょうか。


これは楽天の人材に対する考え方が端的に現れた制度ですね。
何事も人材ファーストであるという基本的な姿勢、成長中の会社であるがゆえにいつどんな人材が必要になるかわからないので、いつでも可能性のある人材に興味を持っていて欲しいという考え方、もちろん自社のサービスへのファン作りという要素もあるでしょう。

さらには「プレエントリー」という、簡易登録まで容易してくれている周到さ(笑)!


いつでも応募はウェルカムにしておく重要性をクライアント企業に日々説いている僕ですが、この制度はさらにそれを進化させてものだと思っています。


さすが楽天!
たいしたものですね!

2009年9月11日金曜日

株式会社ライブドア  データホテル

今日はライブドア。





といっても、そう。
会社の採用HPではなく、なんとネットワーク事業部だけで採用HPを持っているんです。

事業部だけで独立して採用HPを作っているところも珍しいかと思って取り上げました。


巨大なデータセンターを「データのホテル」というコンセプトで運営しているのは、なかなか面白いですね!

データセンターのサーバー・ネットワークエンジニアの求人というと、24時間体制で夜中もサーバーの監視とアラート対応をやらされて、技術者としてのスキルアップにはなかなか繋がらないというイメージを持たれがちです。

そういうこともあって、力を入れて、採用HPを独立して作っているのでしょうし、サイトのあちこちにキャリアアップ、スキルアップについての不安を払拭するような内容が目立ちます。

面白いなと思ったのは、「転職前のスキル」と「現在のスキル」をゲームの能力値のグラフのように表現しているところ。





信頼性に足るかどうかは別にして(笑)、ユニークですね。



「復活劇の主役になれる・・・」という見出し、好きです(笑)。

「私たちのライブドアという会社を選択することには、不安を覚えないほうが不自然だと思います。確かに、事件を受けて会社のブランドは地に落ち、ご家族や周囲の方々から心配されたり、といったことがあるかもしれません。」

かつてライブドアには優秀なエンジニア、尖ったエンジニアが多く所属していたと聞いています。
(今もそうだと思いますが。)
「事件」を受けて、改めて真摯な姿勢を示して人材を求めていこうという気持ちの伝わるサイトになっていると思います。

2009年9月9日水曜日

アップルジャパン株式会社

実は僕の有数のお気に入り採用ページです。
登場、アップル!




まさに、The Art Company!
採用情報までがアップルの製品と統一されたイメージ。



シンプルだけど美しいレイアウト、力強いキャッチ。

余計な飾りはないのに、洗練と気品を感じさせるテキスト。

凝ったコンテンツはなくとも、優秀な人材を引き付ける要素を演出できることを教えてくれます。


もちろんアップルという全体の統一された強力な企業デザインがあってこそ成り立つ採用ページのあり方で、普通の企業はこういうわけにはいきません。



「革命を、あなたのキャリアに。」

「天職と呼びたくなる仕事。」

なんてことはないシンプルな言葉。
でもそれがこれだけの力強さと美しさを感じさせるのが、アップルならではです。



延々と続くミーティング、徹底した官僚主義、重役専用駐車場に、スーツ。どれも大企業につきものですが、アップルにはひとつもありません。すばらしい仕事とは、まったく無関係だからです。」

アップルらしさにあふれたシンプルな社風紹介もいいですね。
余計な写真をくどくど見せるより、端的に語ってくれています。




実は個人的に好きな部分。
「やりたい仕事が決まっているなら、さあスタート。」というトップページのエントリーです。


中を読み込んでいけばわかりますが、アップルは「明確にやりたいことのある人間」を採用基準に置いていることは明らかです。
「やりたいことが決まっていないなら、アップルには入れません。」とトップページで逆説的に語っていることが伺えます。


上に上げた自由な社風を維持・向上させていくためには、自立的で優秀な人材が必要でしょうからね。


うちもアップルみたいなArt Companyを目指したいなぁと思うわけです。


遠い、遠い(笑)。
でも、一歩ずつ。

2009年9月6日日曜日

株式会社ロックオン

株式会社ロックオン!






この会社、「理念系」で紹介しようかと思ったくらい、経営理念が面白いです。

「Impact on the world!」

ベンチャー企業を中心に、理念をシンプルでわかりやすくする会社が増えてますけど、英語はあまりないですよね。


ロックオンは、やはりベンチャーだけあって、採用HPもまずは理念ありきで作られています。

TOPページのキャッチも理念の“Impact on the world“ですし、「経営理念」というコンテンツがメインに用意されています。

各ページの随所に「インパクト」という言葉が散りばめられています。
そこまでこだわるかと思ったのは、ダウンロードできるエントリーシートの質問項目に、
「あなたが一番インパクトを受けた人や物を教えてください。」
「あなたが一番インパクトを与えたい人や物を教えてください。」とあることです。

製品は世界にインパクト与える手段」と言い切ってますから、インパクトにこだわり続けるんでしょうね。


気になったのが「内定者企画」というコンテンツ。

入社前の内定者が、オフィスを紹介したり、対談を掲載したり、セミナーを展開してその内容を掲載したりしています。

以前、新入社員に採用HPを担当させる例も紹介しましたが、このように内定者を採用HPに参加させる会社も増えています。

・入社前に会社理解が深まる。
・内定辞退を防止する。
・内定者同士が親密になる。
などなど会社側のメリットも考慮してのプロジェクトだと思われます。

今年はこの不景気で「内定者切り」が世間を騒がせましたが、この不況になるまでの数年は、逆に内定辞退を防止するための工夫が大きな企業課題として挙げられていたことを思い出しました。
いやはや、世の変転は…。



最後に。
採用ブログに使われている画像の言葉。



「求む同士。至難の旅。僅かな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証なし。
成功の報酬には名誉と賞賛を得る。」


これは1914年にロンドンの新聞に掲載された「大英帝国南極横断探検隊」の求人広告です。

この厳しい内容の広告に、なんと5000名の応募者が来たとか。


待遇よりも、夢やロマンを求める人が多い、ということでしょうか。

2009年9月1日火曜日

インプレス・グループ

9月に入って1発目!
インプレス・グループ。






コンテンツ自体は非常にオーソドックスで、特長的なものはそれほど挙げられないのですが、このサイトで注目したのは、エントリーへの導線ですね!

前ページ、必ずどこかにドアがあって、かわいいワンちゃんや女性社員が待っていてくれる。
クリックするとエントリーページへ、という作りです。

あまりしつこくエントリーを促されると見ている方も嫌気が指しますが、ドアの画像といい、ワンちゃんのかわいさといい、さりげない配置といい、嫌味のない誘導の仕方です。

ECサイトなどでは購入経路を出来る限りわかりやすくしてあげることがカギと言われます。
採用HPもエントリーを目的とするのであれば、この手法は非常に有効だと思います。



右下にある「インプレスをもっと理解するためのキーワード15」というコンテンツ。
これはクオリティーも高く、メインサイトよりも目を引きます。
WEBブックのような形で、わかりやすくインプレスを見せていくのですが、どうやらこれは前年度に入社した新入社員が会社を紹介していくということになっていて、最後に全員の顔写真とメッセージが用意されているというものです。

採用サイト全体を新入社員に任せるというのは、以前マックスマウスさんで紹介しましたが、やっぱり一番身近な一つ上の先輩からの声というのは学生にとって有効なコンテンツなのかもしれません。




それにしても、「山と渓谷」がインプレス・グループだったなんて知らなかったなぁ…。

2009年8月31日月曜日

セプテーニ・グループ

今日はオープニングムービーが強烈なインパクト!

セプテーニ・グループです。









まさに世界陸上(?)!





「挑ム」スタイル。「逃ゲナイ」イキカタ。

というテーマを、自分への挑戦として陸上競技になぞらえているんだと思います(たぶん)。


ムービーのインパクトや全体のデザイン性も高さも凄いなと思ったのですが、一番驚いたのは、紹介されている社員の方々の雰囲気が、実際の社員の方々の空気をリアルに伝えているんですよ!

うちの会社にもセプテーニの方々が何度か何度か営業に来て頂いたことがあるんですが、まさに採用HPに出ている方々と空気がそっくり!
「ヒトづくり」や「社員の素顔」で紹介されている方々の雰囲気。
まさに・・・って感じです。

(ごめんなさい。空気や雰囲気なので、言葉で表現すると微妙になるので控えますが、なんとなくわかります?)

求める人材のイメージがはっきりしていて、それに沿って採用しているんだぁと思うわけです。
(結果的に、かもしれませんが…)



ところで、会長のメッセージの中で、「ひねらんかい」という社是が紹介されています。



「100人の商人を世に輩出させる」ことをビジョンにしているようで、ビジネスマインドが強く、商売人気質を持った人材を集めようとしているのが、窺えます。
それが社風に出ているんですね!

そういえば、セプテーニの社員さんの名刺の裏は・・・






参りました。


僕も負けずに、捻らないといけませんね…。

2009年8月27日木曜日

株式会社NTTドコモ

ソフトバンク、KDDIと紹介したので、やらねばなりません。
NTTドコモ。




テーマは「ドコモで見つける答え」。

・ロゴマークが変わったドコモに一言
・ケータイを持っていてよかったと思えた時は?
・実現したい野望は?
・あなたにとって夢のケータイとは?
・10年後のあなたはどんな人間?


この5つの質問に対する回答がすらっと並べられているのがメインコンテンツ。


面白いのは、社員の回答だけではなく、学生からの回答も載せていることです。

CGMというほどおおげさでもありませんが、実はちょっとした参加型になっていて、マイページにエントリーすると5つの質問に回答できるようになっているという仕掛けです。


WEBサイトは参加型・CGM要素が大切とよく言われますが、採用HPはどうしても一方方向に伝えることがメインになってしまいます。
メインコンテンツに学生の書き込みを加えていくという要素は面白いですね!


昨日のKDDIは50名の社員の声を載せていることを紹介しましたが、ドコモの「Person」というコンテンツは単純なインタビューではない形で見せていくので、興味深いなと思いました。

「世界が変わる物語」で大規模なプロジェクトの仕事の面白さを読ませ、
「ドコモが変る対話」で、5年目、10年目、15年目と将来像をイメージさせていく。
「働き方あれこれ」でダイバーシティへの取り組みを見せて、
「新人たちの声」で身近な年の近い社員を見せていく。

テーマもなく社員インタビューを連ねていく形より、遙かに興味を持って読んでもらえそうです。

最後に一番驚いたのは、採用スケジュールのエントリー期間です。

3月2日~3月13日って!
11日間!!

普通の会社はエントリー者の母数を集めるのに、最大の努力をしてアクセクしているのですが…。

いやはやドコモ・ブランドの恐ろしさと言いましょうか…。
テレビ局などのマスコミも学生のエントリーはすごい数ですが…。

しかし、エントリー期間10日ほどのために、このクオリティーのサイトを創るというところが凄いなぁ。

採用HPを創る副次的な効果をよく理解していらっしゃるんでしょうね。

2009年8月26日水曜日

KDDI株式会社

初日にソフトバンクを紹介したので、いつかやろうと思っていました。
KDDI。






ソフトバンクは、徹底的に理念・ビジョンを打ち出す内容にしていることはご紹介しましたが、KDDIは、それほどビジョンについて熱く語るようなことはしていません。
コンテンツはありますが、簡単な図と言葉であっさり書いている程度です。
このあたりは後発でまだまだベンチャー気質を残している(残そうとしている)ソフトバンクとの差でしょうか。


代わりに徹底的に人を見せていく作りですね。

メインコンテンツが生の声50人


職種紹介」でも13名のインタビュー形式で見せていきます。

ここ数年の採用HPは、登場させる社員の数が一昔前より増えた印象を受けます。

数年前は、いわゆる大企業でも数名程度というところが多かったですが、KDDIの50名+13名は多いにしても、各社多くの社員を登場させています。
やっぱり「どんな人が働いているのか?」という部分は学生の興味も深いという判断なんでしょう。


女性社員4名の座談会というのは、明らかに女子学生をターゲットにしたコンテンツです。

サイバーエージェントも特別コンテンツを容易していましたが、ダイバーシティの推進や女性の活躍できる職場作りは近年、非常に注目を浴びています。

ふと思ったことですが、「50人の声」でも、職種紹介のスケジュール紹介でも、女性社員の座談会でも、必ず帰宅後や休日についての記述が用意されています。

オフが充実している、負荷が少なくプライベートを大切にできる、職場環境や福利厚生など制度面が手厚い…。
こういうメリットを全体に打ち出されているなと感じます。



このあたりはやはり、ビジョンに向けてバリバリ邁進して欲しいソフトバンクと、電電公社から分離したKDDIの社風と求める人材像の差が出ているのかもしれません。

2009年8月25日火曜日

株式会社ネクスト

今日もユニークですよ!
住宅・不動産情報サイト「HOME’S」や地域コミュニティサイト「Lococom」を運営している株式会社ネクスト。





サイト全体がマップのようになっていて、ドラッグしながら見たいコンテンツを見にいくという作りになっています。
関連のあるコンテンツ同士は線で繋がっていて、特に関連の強いものは太線で繋がれて、太線をクリックするとそこに飛べるという工夫もされています。
コンテンツをクリックすると、一度引いてからズームインされるのも面白いですね。

コンテンツを見ていくと、いろいろとユニークな制度や取り組みをしている会社なのが、よくわかります。
「日本一働きたい会社」を目指しているというだけはありますね。

多くのユニークなコンテンツがありますが、マップの中央に「経営理念」を置いているのが、「さすがわかってらっしゃる!」と個人的には思ったりします。
(と思っていたら、社長ブログで経営理念の大切さについて書いていました。コチラ



これまで紹介してきた会社のほとんどもそうだったように、多くの会社は新卒採用専用にサイトを創ることが多いのですが、このサイトは特に新卒向けということもないようで、中途採用の募集要項も載せています。
「日本一働きたい会社」を目指すといって、中途採用に門戸を閉ざしているというのではおかしな話ですからね。


それから、ヴィッセル神戸のホームスタジアムの「ホームズ・スタジアム」という名称は、同社がネーミングライツを獲得して、自社運営サイトの「HOMES’S」の名前をつけているのだと今日初めて知りました…。



最後に。
右上にサウンドのon /offボタンがあるので、音楽もついているのかと思ってオンにしてみたんですが…。

音楽も流れないし、サウンドを必要とするコンテンツも見つけられませんでした…。
隠れコンテンツなのかな…。

2009年8月24日月曜日

株式会社マックスマウス

今日はコンセプトが面白いなと思った、株式会社マックスマウス。







なんと4月に入社した新卒社員だけで制作した採用HPだということです。

「シャカリキ!!」というタイトルは、新人がシャカリキになって創ったという意味でしょうか。
確かに全体的にフレッシュな感じをヒシヒシと感じます。

でも、クオリティーは高いですよね!
見せ方も面白い!
(様々な工夫がされているので、ぜひいじってみてください。)

見せ方に凝っているだけではなく、コンテンツの中身もしっかり伝えるべきことは伝えています。

上部の「お仕事相関図」「WEBサイトができるまで」というコンテンツで仕事の中身と流れを、
社長室」というコンテンツで座談会形式で社風を伝えるという作りです。

マックスマウスさんはWEB会社ですから、採用HP自体も、自社のクオリティーを表現する重要な営業(PR)ツールになります。

やはりWEB制作会社さんの採用HPはどこも素晴らしいです!


新卒に制作してもらう、という考え方は、本当にメリットがたくさんあるなぁと思うわけです。

・新人の育成になる。
・一番学生に近い立場の目線である。
・「新人でもこんないいものが創れるの?」という会社のクオリティーをアピールできる。
・入社してすぐに重要なプロジェクトを任せることによって、モチベーションと責任感を持たせられる。
・新人の会社理解が深まる。
・入社一年でこれが創れるなら、さぞかし成長できる環境なんだろうという学生へのアピールとなる。

などなど。


新卒採用HPを、毎年の新卒に担当してもらうということを恒例のプロジェクトにしていくのも、面白いかなぁと思うのでした。



しかし、今回一番驚いたのは、採用人数



100名ちょっとの会社が、50名って!!

2009年8月21日金曜日

株式会社オービック

今日はSI業界の老舗中の老舗、株式会社オービック!







まず飛び込んでくるのが、「求む!ふまじめ人間」のキャッチ!


よほどこだわっているのか、「求める人材像」がコンテンツの筆頭にあって、別ウィンドウで立ち上がって「ふまじめ人間」について解説するという作りになっています。

「●●な人」「●●な人」という文字が大量に現れて、一つに収斂して「オービック」になる。

ふまじめ人間ってどんな人を指しているんだろう?と思って、僕の驚異的な動体視力を使って一部書き出してみました。

・JJに載った人
・日曜日のフットサルを欠かさなかった人
・年間100本映画を見ていた人
・3日に一度は飲んでいた人
・デパチカで販売していた人
・日本代表になった人
・飛行機を開発していた人 
・ダンスの大会に出た人
・日本史の研究をしていた人
・お米を育てた人
・熱中して遊んだ人
・ラーメンの食べ歩きをしていた人
・テレビに出た人
・CDデビューした人
・服を作ったことのある人
・富士山に登ったことのある人
・野球ばかりやっていた人
・家具のデザインをやっていた人
・ライターをやっていた人
・テニスサークスで合宿の幹事をやっていた人
・フルマラソンを完走した人
・部活で3年間スタメンだった人
・サッカーの追っかけで韓国まで行った人
・パソコンでシステムを組んだ人
・毎日ブログを書いていた人
・華道の家元になった人
・文壇デビューした人
・徒歩で100キロ歩いた人
・演劇の裏方で頑張った人
・雑誌を作った人
・バイクで北海道を一周した人
・山手線一回り歩いた人
・本をたくさん読んだ人
・バイオリンに熱中した人
・友達をたくさん作った人
・ボランティアで各地を周った人


などなど。(長くなった…)

別にふまじめじゃないじゃん(笑)。
(っていうか、むしろまじめ!)
「いるかっ!」って突っ込みたくなるようなのはユーモアなんでしょうけど、要するに多様な人間を欲しているってことですね!


各所に配されたクレヨンのグチャグチャマーク(?)がふまじめ感を演出しているのかもしれませんが、中身はやっぱりいたって真面目です(笑)。

しっかりした研修制度やオービックの強み、仕事紹介がされていて、むしろ質実剛健なイメージ(?)です。



今日は、「ふまじめ人間」の書き出しに時間とスペースを使ってしまったので、最後に一つだけ。

感心したのは、2011年向けに既にインターン募集の特設サイトを用意していることです。







内容はインターンというよりは、2日間のイベントという感じですが、2011年も優秀な人材を採用するために活発に動こうという意志が見えますね。

2009年8月20日木曜日

サイボウズ株式会社

今日は、僕も毎日仕事でお世話になっています! サイボウズ株式会社!








これはもう基本に忠実というか、教科書通りというか(いい意味です)、昨日のコリコリのサイトに比べれるとまさにシンプルワークです。

・トップメッセージ
・会社紹介(事業、理念、オフィス、制度など)
・社員インタビュー
・募集職種(雇用条件)

これに仕事内容紹介を加えれば、採用HPに必要と言われるいわゆる5大要素です。
(誰が言った?僕です笑)

社員インタビューが20名と普通よりかなり多いくらいで、後はまさにsimple is the best!な考え方でしょうか。

文章量も多すぎず、図も適度に使って、読みやすい、見やすいサイトです。
キャッチーという意味ではインパクトはそれほどかもしれませんが、情報としては過不足ないレベルだと思います。

ちょっと面白かったのが、インタビューのTy Cさん
日本語が話せないのかわかりませんが(笑)、インタビューページも英語!
今では特にIT企業では多国籍化進んでおり、外国人の社員がいる会社も普通ですが、この手の場合、普通は翻訳することが多いのですが、おそらく留学生などの人材も採用したい意図の表れなのかもしれませんね。

確かに、留学生など日本語がネイティヴではない人が見た場合、日本語ばかりのサイトの中で、このページは「おっ!」と思って親近感を抱くはずです。



ちなみにこれは新卒採用サイトですが、会社の採用情報のトップはこうなっています。






新卒採用サイト以外にも、中途採用サイト、博士後期課程出身者サイト、障がい者サイトと入り口があります。

独立して立ち上がるのは新卒採用サイトのみですが、多様な人材にオープンな姿勢が垣間見ることができます。(中途だけ現在クローズみたいですが。)

博士後期課程、いわゆるポスドクは、高度な知的能力を持ちながら、実社会では就職がなかったり、厳しい待遇に追い込まれていたりしているのが現実です。
「新卒で採用するには年を取りすぎている」「研究ばかりしていた人間は、企業活動には向かない」と一般的にはポスドクの採用には消極的な企業が多いのです。

サイボウズは、ポスドクの積極採用を行なっており、大学などにも積極的にポスドクの求人を出しているみたいです。



また、小さなことですが、「障がい者」の「がい」が平仮名であるのも、好き嫌いは別にして配慮の表れだと思います。
(一部に「害」の字に不快感を示す人がいるようです。)


採用サイト、一つ見ても、企業姿勢が見えてきて、面白いものですね!




なぜか、「サ行」が多いなぁ。

2009年8月19日水曜日

株式会社サイバーエージェント

今日は御馴染みサイバーエージェント。

サイバーエージェントは、毎年さすがの採用HPを作ってくれます。

2010年はこれ。






まず、エンターすると画面全体を支配するようにデカデカと展開することでインパクトを与えてくれます。

この手法は、上部や下部のツールバーなどを隠してしまうので、ややユーザーに不便を感じさせてしまうのですが、インパクトを与えて見てもらうことを優先的に考えるのであれば効果大ですね。
少なくとも即離脱はしないでしょう。

(※上のリンクから行くと、上下ツールバー内に収まります。)



2010年のテーマは「創る。」だそうです。

僕の勝手な推測ですが、サイバーエージェントはネット系企業の中では、「創る会社」というより、「売る会社」としてのイメージを強く持たれてしまったため、改めて「創る。」を標榜したのではないかと。
僕の周りでも、同社は技術者、クリエイターよりも、営業色が強いと感じている人が多いみたいです。


イメージの払拭というのは一朝一夕にはいかないわけですが、「創る。」のテーマにふさわしい、ものすごく「創り込まれた」サイトです。
細部のこだわりがすごく感じられて好印象です。

カーソルに合わせて基調色が変わるというデザイン性だけでなく、例えばブログリンクでは各ブロガーの最新履歴の日付やタイトルを載せてくれたり、「マウスを乗せるとスクロールします。」「クリックするとご覧いただけます。」などちょっとわかりづらいところには補足の説明をついていたり、親切な作りになっています。
随所がプリントアウトできる仕様になっているのも、ちょっとした親切を感じさせますね。


5つのメインコンテンツに分かれているわけですが、一つ一つが独立サイトとなるくらいクオリティは高いですね。


これまた勝手な推測ですが、プーペガールのプロジェクトを見せたり、美人社長として有名(?)なワーク・ライフバランスの小室社長との対談を用意するなど、どちらかと言えば、女性を採用したいという気持ちがあるのかな…?

男女雇用機会均等法によって性別を指定した採用ができなくなってから、企業は募集の見せ方によって、ターゲットとする性別を採用しようとする手法を取るようになりました。
あくまで欲しい対象が応募してくる可能性を高めようという努力なんですが、思ったよりもうまくいかなくて各社苦労するものなんですけどね(笑)。

僕の知っている会社では、男性が採用したいので「侍」みたいなテーマのコンテンツを作ったのに、例年よりも女性の応募者が多かった、という例もあったりとか(笑)。


話がずれました。


最後に。右下の「創る。」のテーマ、密かにクリックできます。

「創る。」のメッセージが出てきます。


サイトを創る時はどうしても、「これじゃ誰も押さないよ。」「目立たないから見てくれないよ。」という意見に流されてしまいます。
上のような真っ当な意見に反論するのは難しいですからね(笑)。
うちでもよくそうなりますし、僕も言ってしまったりする。

でも、個人的にはこういう密かに気付いた人が読んでくれるようなメッセージのあり方は好きだったりします。

見つけた時の感動(おおげさかな?)とか、作り手の細部のこだわりみたいなものが感じられていいなと思います。


おそらくもうすぐ2011年向けのサイトが公開されると思います。(たぶん)

サイバーエージェントさんが次はどんなサイトを「創る。」のか楽しみにしてます。

2009年8月18日火曜日

株式会社サムライファクトリー

このブログを始めた時から、早めに紹介しようと思っていて、忘れていました(笑)。

今日はあのninja toolsを開発している株式会社サムライファクトリー!




尖がった才能を求めているらしく、恐ろしく尖がったサイトになってます!

なんといっても、メンバーこれですからね。







社長のshinoさんもこれ。







全員がニックネーム付きで、ゴシックメイク! いわゆるビジュアル系みたいな格好で登場しています。


中身もユニークで、メンバーのマトリックスマップなどは、「朝・夜」、「長髪・短髪」などから、「肉・草」「2次元、3次元」という意味不明(?)な分け方、しまいには「ピアスの数」なんてものまであります(笑)。




「新しい仲間を迎え入れて、面白い化学変化を得てみたい。ちょうどカイ・ハンセンがマイケル・キスクを迎え入れたみたいにね。」という発言に留まらず、翻訳調の文体なども見る人が見れば(洋楽系メタル雑誌などを読んでる人)、思わず苦笑してしまうマニアな作りになっています。

予想通り、社内ではメタルがガンガン流れるらしく(インタビュー・ページ)、同じ価値観の人を集めるために計算して尖ったマニアックな作りにしているのかもしれません。

このセンスとユーモアは好き嫌いが分かれるでしょうから、これで応募してくるということで、ある程度価値観の共有がはかれるという効果はあるかもしれませんね。


しかし、このサイト・・・。重い…。
もう少しサクサク見れれば、言うことないのですが。





というわけで、今日こっそりタイトル変えました。

2009年8月17日月曜日

ポーターズ株式会社

夏休みの自由研究と言いながら、ちょっとばかり夏休みをいただいていました…。

というわけでそろそろ世間の夏休みも終るので、近々タイトルから(仮題)を取ろうと思います。
(何にしようかな…)

それはさておき、今日は、ポーターズ株式会社。






こちらも以前紹介したディーバさんと同じく、学生さんにはなかなか馴染みの薄い業態だと思います。

僕自身、人材紹介サービスをやっているから知っているのですが、この世界にいなければ失礼ながら知らなかったと思います。

実は、人材紹介業向けの業務管理のシステムを開発・販売していることで、同業界内でよく知られた会社なんです。

学生にとっては、人材紹介業界ですら、実はそれほど認識が深いわけではないんです。
採用に携わっている人からは信じられないかもしれませんが、一般的には求人サイト(広告)ビジネスと人材紹介と人材派遣のそれぞれの区別って、あんまり付いていないわけなんです。
(これをご覧の皆さんは区別つきますか?)

そんな状態なのに、人材紹介の縁の下で業界を支えている会社って、本当に学生に認知・理解してもらうって大変だろうなぁと思います。


だからだと勝手に予想しているのですが、この採用HPでは、むしろくどくどと自社に事業については説明することをしていません。

業界、事業についての細かい説明よりも、
「2018年、年間10万人の新たな雇用計画を実現する」とか、
「新たなるインフラの創造により、世界に変革を起す」とか、
「グローバルな人材紹介インフラを提供する」など、大きなビジョンを語ることを徹底しているように見えます。


まさに採用HPのタイトルになっている、「180℃飛ぶこと。 世界を180℃ひっくり返す、その日まで。」という熱く、壮大な夢を語って、興味を持ってもらおうとしているのが窺えます。

個人的にも業界に関わる者として、ポーターズさんの動きにはいつも注目しています。
今年リリース予定だという、「革新的なサービス」というのも何なのか楽しみにしています。


前回のディーバさんの時は、業界用語などの解説を入れて理解を深めてもらう重要性を説きましたが、今回は反対のパターンですね。

業界に関する知識なんか入社後にいくらでも学べる。
だから、まずは自社の夢に興味を持って、賛同してもらいたい。
そういう姿勢の採用HPだと思います。
ベンチャー企業の採用にはとても大切な考え方だと、僕は思っています。


ちなみに、採用HPで語っている取締役の渡邊智美さんには、弊社に営業に来てもらってことがあります。
余談ですが。

2009年8月12日水曜日

株式会社スクウェア・エニックス

案外(?)好評な自由研究3日目。

こちらも御馴染み。
ガングロの妖精がアマゾンで炎上した(笑)ドラクエ最新作も大好評なスクウェア・エニックスさん。

スクエニさんは、昨年札幌にモバイル事業部の新会社を設立し、僕はそちらの採用のお手伝いをさせてもらっていますので、若い頃はゲームで、今は仕事で、公私共々お世話になっている会社です。


さて、そんなスクエニさんの採用HP。








気付いたでしょうか?

拡大します。








そう中に僕がいます。




実はこの採用HP、初めてアクセスすると、まず名前を入力するようになっています。

名前を入力すると、上記画像のように自分の3次元シルエット・アイコンが登場し、HPの中を歩き回って、ページを見に行くという作りになっています。


そうです。
スクエニさんのオハコ(死語?)、RPGのようになっているのです。


といっても、ゲーム的要素はここまで。

中のページは、じっくり読み込ませる内容になっています。

コンテンツはさすがの充実度。
言うことなしでしょうか。

過不足のない、しっかりとした情報提供がなされていて、更新性の社員エピソードコンテンツもあり、もちろんマイページ機能もある。

あとは、皆さんが、実際にアクセスして、歩き回ってみてください。



さて、上記、新卒採用HPはもちろんさすがな作りなのですが、実はスクエニさんの採用のメインはキャリア採用だということです。

キャリア採用についても、しっかりとした情報提供しています。

一番感心したのは、「採用スタンス」というページ。


以下、本文、一部抜粋します。

「スクウェア・エニックスでは以前より、「通年採用」を実施しています。

年間を通じていつでも応募可能です。もし期限を区切って採用を行えば、そのタイミングに合わない方が、チャンスを逃してしまうことや時間があればもっといい作品が出来たのに…と後悔したりすることも考えられます。
たとえばクリエイター志望の方であれば、納得いくまで作品を作り込んで応募したい。

その他の職種を志望される方であれば、やりたい仕事ができるだけのスキルをしっかり磨いて挑戦したい。
そんな意欲に、私たちはきちんとお応えしたいのです。その意欲や才能に巡り会う機会を逸することは、お互いにとって、とても不幸なことです。」



僕は基本的に、クライアント企業に、採用に関しては、常にオープンにするべきだと説いています。
理由はまさに、上でスクエニさんが語ってくれている通りです。

「必要な時だけ募集する」という会社がまだまだ多いのですが、出会いの機会を損失するのは本当にもったいないことです。

常に優秀な人材との出会いを求め続ける企業とそうじゃない企業では、間違いなく成長に差が出ると思います。